包 埋 剤 特       徴
SCEM SCEMは、従来の凍結包埋剤よりも硬く、骨組織等の固い試料を薄切するために開発された凍結包埋剤です。
・ 包埋剤は、-15〜-35℃で 硬さが最適になるように調整されています。
凍結包埋は、-75〜-135℃の温度で行います。
・ 従来の凍結包埋剤に比べカーリングが少なく、軟組織試料の凍結切片作製にも適しています。
・ 凍結包埋試料は、超低温庫(-80℃以下)で長期保存できます。
SCEM-L1 SCEM−L1は、低温薄切が適した脂肪組織等の凍結切片を作製するために開発された低温薄切用凍結包埋剤です。
・ 包埋剤は、-28〜-50℃で使用できるように硬さが調整されています。
凍結包埋は、-75〜-135℃の温度で行ってください。
凍結薄切時の切削温度は、試料に応じて調整する。 試料ホルダー温度:-28〜-50、クリオスタット温度:-23〜-35℃。

E N D

SECTION-LAB Co. Ltd.
SCEM(Super Cryoembedding Medium)は、川本法用に適した凍結包埋材として開発された包埋材です。SCEMは、切片支持用粘着フィルム(Cryofilm)が薄切面に強く粘着するように成分が調整され、しかも薄切中の切片の縮みやカーリングが少なく、従来の凍結包埋剤よりも形の保たれた凍結切片を作製できます。
凍結包埋剤
改訂:平成23年 10月21日